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家族の距離感が理想的な住まいって? ~モデルハウス 居心地篇~

前回に続き、家デコさんと設計・施工したモデルハウスについて、今回は「家族が居心地の良い時間を楽しむ」ための間取りや空間の工夫について紹介していきますね。

【モデルハウスの間取り】2階にLDKと水回り、1階にそれぞれの個室という構成です。

 

✔スキップフロアが、家族の「ほどよい距離感」をかなえます

ダイニングとリビングの床の高さに差をつけ、あえて仕切り壁を設けているモデルハウス。通常のLDKのワンルーム設計よりも、リモートワークやオンライン授業など家族が自分のことに集中できる仕様になっています。

わたしもリモートワークをしていますが、子どもが小さいと、個室があるのにLDKでやらざるを得ない状況も出てきます。そんなとき、このLDKはとても理想的!

「ゆるく同じ空間をシェアしている」という感覚は親子ともに安心です。もちろん、仕事や勉強だけじゃなく、趣味や子どものプレイスペース的に楽しむのにも、目線が合わない分、集中力して取り組めそうです。

「仕切っている」といっても、仕切り壁の上部は抜けていて「声が通る」近さにいるので、家族とのコミュニケーションは希薄になりません。プライベートな時間と家族のコミュニケーションが両立できる考え抜かれたデザイン。

また、奥行が生まれるので、実際の面積よりも視覚的に「広く見える」効果があります。太陽が当たる方角を高くして、大きく窓をとって、空間全体に自然光の明かりが届くように設計されています。

 

✔吹き抜けの階段で、1階と2階の距離感が近いデザイン

階段を上がるとすぐにLDK。開放感が出るように、リビング側は壁を設けず抜け感のあるアイアンの柵にしています。

1階と2階の距離感が遠いと、子どもはなかなか自室を使わず、単なる「寝室」と化してしまいがちです(わが家です。。笑)。その点、モデルハウスは1階の声が届きやすい「距離感が近い」デザイン。各自が個室をうまく活用できそうです。

 

✔子ども部屋は、工夫がいっぱいのつくり

将来仕切ることも見越して、ドアを二つ並べている子ども部屋。採用しているハイドアは開けた時に、続きの空間との一体感が出て思った以上に開放感があります。

ドアの高さで、部屋の雰囲気はずいぶん変わります。(詳しくはドアについてまとめたブログもあるので参考にしてくださいね)こちらは、体験会でぜひ体感していただきたいポイント。

そして、変わっているのが隅の三方の段差がある囲まれているスペース。この設備、特に名前があるわけではありませんが、ベンチ代わりはもちろん、本棚やお絵描き机にしたり、この上に乗って遊具代わり楽しんだり(CAFな家の他のお住まいでもこうしたスペースがありますが、子どもたちが工夫して遊んでいます!)

用途を限定していない空間は、子どもが自分なりのやり方で楽しく使ってくれそうですね。「遊ぶ力」が鍛えられそうです。

ドアの両サイドにある収納は、あえて扉をつけず「出し入れのしやすさ」を優先しました。あとから部屋のイメージに合わせたカーテンやファブリックなどで目隠ししても◎。

ハンガーバーのみで棚を設けていないのも、収納するモノの「サイズ感」に合わせた収納用品を揃えていただくほうが、スッキリした住まいに繋がると考えたからです。

収納用品に合わせてモノを収めるのではなく、モノに合わせて収納用品を選んでいただいたほうが収納ストレスは減らせます。

 

✔余白があるから、暮らしの楽しさが広がる!

子ども部屋の隣には、玄関ホールと続きになっているワークスペース。もう少し仕切ることも検討しましたが、仕切るのはパテーションなどを設ければ比較的簡単にできるので、自由にアレンジしやすい「半個室的な空間」を採用しました。

リモートワーク用にデスクを設置していますが、作り付けではないので、もちろん他のスペースとしても。フィットネス器具を置いてトレーニングスペース?ハンモックスタンドでくつろぎの空間?トランポリンで子どものプレイルーム?など、「余白」の空間があることで、家での楽しみ方もぐんと広がりますよ。

 

今回は、「居心地」にフォーカスしてモデルハウスの住みやすさをお伝えしていきました。次回は、「変形地と省エネ」。間取り図から「どんな場所に建っているの?」と疑問に感じた方もおられるのでは?そんな変形地での家づくりのポイントや、気になる「省エネ」の性能についても解説していきます!

写真提供:iedeco(家デコ)

その他の写真はコチラからご覧いただけます。 →  変形地+スキップフロアの家

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