こんにちは。今日は、「壁掛けテレビをどう収納するのか」について、〚CAFな家〛の事例を紹介していきます。
最近は壁掛けテレビを選択する方が多く、「壁掛けテレビの周辺機器をどう収めるか問題」は、
LDKの印象に大きく左右します。
録画機器やゲーム機器などの周辺機器は、少し前まではテレビボードで収めていましたが、
壁掛けテレビが標準化されるにつれて、テレビを置く「ボード」が必要なくなり、
その分周辺機器の納め方にもいろいろな選択肢をご提案できるようになりました。
設計・施工をお手伝いした古江の家デコさんモデルルームでは、ダイニングとの仕切りの壁にテレビを設置しています。
テレビの右下に設けられた四角の穴に、周辺機器を置くようにセットされています。ゲーム機器が縦型で入る大きさ。
テレビ回りは選択肢も多いので、新築時に「どう収めたいか」をプランニングすることが大切です。
皆賀のO様邸はすっきりと壁掛けテレビのみ。小上がりの和室の下にAV機器収納を造作しています。
小上がりにすることで、来客時のベンチスペースとしての役割とともに、収納も確保。
テレビと同じ機種の機器で統一していただくことによって、きちんとリモコンが効く仕様にしています。
段差を活用した例は、上平良の「航」も。AV機器の他に、日用品や子どものおもちゃを収納するスペースもとっています。
右の棚は、階段替わり。こういうちょっとした工夫が、暮らしやすさに繋がります。
■■造作の棚を設置する
T様邸では、空間に合わせた無垢材を使用した造作棚を設置。
浮かせることで、印象が軽くなり、掃除もしやすいというメリットがあります。
あえて収納力を持たせるよう大きめに設計することで、機器以外にも収納スペースを確保でき、家全体の「すっきり」に繋がります。
■■市販のスタンドを利用する
造作以外にも選択肢はあり、のような空間にN様邸のような、インテリアに馴染むテレビスタンドを施主さんが
用意されるケースもあります。将来的に場所を変更するときにも気軽に対応できるのがいいですね。
「テレビの周辺機器をどう収めるか問題」は、新築時にきちんとプランニングすることが大切です。
クリーンな印象にするために、周辺に配置するスペースを確保するのか、他の収納も兼ねた造作家具をつくるのか、
将来的なレイアウト変更も見据えて既存のモノを利用するのか、使い勝手も含め検討してくださいね。