皆さんこんにちわ。
ミーレといえば、家づくりのキッチンを考え始めネットで検索するとふとした拍子で目に入ってくるかもしれません。
そんなミーレで有名なのが「食洗器」です!
今回は国内の食洗器メーカーしか考えていなかった人に向けて、弊社が取り扱っている2大海外メーカー「ミーレ」「ボッシュ」についてをブログの2部構成でお届けしていきます!
ミーレは、1899年から続くドイツの家電ブランドです。
カール・ミーレとラインハルト・ツィンカンの二人によって創業され「常により良いものを(Immer besser)」を企業理念として掲げています。
食器洗い機だけでなく冷蔵庫、オーブン、洗濯機、掃除機など生活に必要な様々な家電および医療用の機器(ミーレプロフェッショナル)を100年以上に渡り作り続けているメーカーです。
耐久性や品質はもちろん、使いやすさや美しいデザインなどの点でも人気があります。
ではここからは、早速ミーレ食洗器のメリット・デメリットをご紹介致します。
ミーレのメリット
➀フロントオープンで利用しやすい
本製の食洗機は、ほとんどが引き出しタイプですが、ミーレはフロントオープン式です。扉が手前に開き、中は3段になっています。
一番上はカトラリー専用のカトラリートレイ、その下の2段が食器のスペースです。
ご飯茶碗や汁椀、ボウル、コップ、ココットなどの食器に加えて、おたまやブレンダーの先端、しゃもじを入れました。これでも、まだ少し余裕があります。
※同じ45cmでも引き出し式だと45cmの中に引き出しが収まっているので、実際に中に入る大きさはもっと小さくなります。
ショールームで見たのですが、引き出し式だと食器と一緒にフライパンや鍋までは入らないように感じました。
➁耐久性が高く、20年使用できる
ミーレの家電といえば、品質と耐久性の高さが有名です。
製造に使用する原材料に厳しい基準を設けているだけでなく、洗浄と乾燥の仕上がり確認、プログラムごとの動作確認など様々な性能試験を行っています。
例えば、バスケットを10万回出し入れしてみる負荷試験は、日々の使用を想定して重たい食器や鍋などを入れた状態で行います。
また、何度も開閉するため壊れやすいドアの負担をシミュレーションするために、自動開閉を10万回行う耐久試験など。約20年間使用することを想定したテストにクリアしたものだけが商品として販売されています。
日本の多くのメーカーが、家電に対して10年程度の使用を想定して作っていることを考えると、ミーレの価格が高いのも納得です。
③水の使用量が少ない
ドイツは水道代が高いという事で、食洗機が無いと生活が成り立たないそうです。なので少ない水で洗える食洗機の開発が進んでいるそうです。
15分の1で済みますので20年間使っていただくと27万円程度の節約にもなるそうです。
④「音」と「デザイン性」
その他特筆したいのは、運転音が静かなこと。深夜に仕事をしている時でも、全く気にならないほど静かです。
これにはビックリ!最近は、キッチンが独立している間取りは少ないので、「運転音が静かなこと」とは非常に大きなメリットだと思います。
また、ステンレス扉が、非常に格好イイのも満足度が高いポイント。
ビルトイン機器の場合、キッチンと一緒に購入しないと扉の面材が一緒にならないのが悩みの種ですが、このステンレス扉であれば、面材と一緒でなくても見事に格好良く仕上がりますよ!
ミーレのデメリット
➀ビルドインタイプしかない
ミーレの食洗器はビルドインタイプのみです。
そのため、据え置きタイプでしか設置できないキッチンの場合は、諦めなければなりません。
また、ビルトインタイプの食洗機からの入れ替えを検討する場合にも電源や給排水、サイズなど条件に合致しないと導入することができません。
➁キッチンが限られる
ミーレを新築で導入する場合、キッチンのメーカーがかなり限られます。
一般的なメーカーでは取り扱いが少ないため、オーダーキッチンとなる場合が多いようです。
しかし、オーダーキッチンは値段が高い。
③値段が高い
国産の食洗機に比べるとミーレは高いです。
・45cmで27万~
・60cmだと34万~
これは本体価格なので、工事費、機種によってはドアにつける化粧板のようなドア材も買わなければなりません。(我が家はそのタイプ)
国内メーカーの食洗機は安いもので7~8万円からあるようです。
◆まとめ
ミーレの一番のおすすめポイントは、家事が楽になることです。
食事が終わった後に、皿や鍋を洗う作業が苦手だという方も多いのではないかと思います。
食べ終わった食器や使い終わった鍋をミーレの中にどんどん入れていき、
全部入れ終わったら最後にスイッチを押せば完了。
精神的にも負担がなくなりますし、かなりの時短になりますよね。
洗剤に触る機会が減るので手荒れも減り、いいことづくめ。
共働き世帯が増えてきているなか、家事に使う時間は限界まで減らしていくのが理想です。
初期投資はかかりますが、限られた時間を上手に使うためにぜひ検討してみてくださいね。