こんにちは!CAFな家の広報担当です!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回から『CAFな家』の家づくりや、代表タルイの日常を定期的にご紹介していきたいと思います。
記念すべき第一回目は!
代表タルイの『お仕事』についてご紹介していきます!
弊社、CAF垂井俊郎建築設計事務所は、現代表タルイの父親(前代表 )が、1972年に創業しました。
建築学部を卒業後、ハウスメーカーで営業をしていた2002年に父親に乞われて事務所に入り、すぐに手掛けたプロジェクトが自由設計の分譲マンションでした。
タルイ
「右も左も分からない状態で、分譲マンションをゼロからまかせるから、と。マンションの外観 や、諸手続きに検査・現場管理、くわえて自由設計なので、休日はお客様にお会いし、プランニングをする日々でした。休日も返上して、年間100世帯のお客様のプランニングを担当していました。」
広報
「多忙な日々だったのですね・・・。」
その多忙な日々の中、タルイが受け持ったうちの1つのマンションシリーズは、日本建築士事務所協会連合会の賞にも選ばれ、高い評価を受けました。
ですが、2008年のリーマンショックで風向きが変わります。
タルイ
「分譲マンションという大きな器の担い手の一部ではなく、もっとエンドユーザーに近いところで仕事をしたいと考え、本格的に戸建て住宅にシフトしました。そして同じころ、SNSの登場でデザインができる工務店さんが自ら情報発信するようになっていました。
家づくりを進めていく中で設計の意図を100%の精度で工務店に伝える難しさを実感していたところでもありました。それならうちは、設計事務所だけれど施工もやろう!デザインができる工務店があるなら、施工ができる設計事務所があってもいい!と考えました。」
こうして誕生したのが、オリジナルブランド『MADORAN』です。
設計士タルイを筆頭に、地元の職人さんたちで施工するスタイルを確立しました。
住宅とは新築時が完成ではなく、家族の成長やライフスタイルの変化とともに変わっていくもの。
だから、「必要以上のプランニングはしない」とタルイは言います。
初回の面談でも間取りの話は一切せず、「どんな暮らしをしたいのか」「ご趣味はなにか」「お子様とはどんなふうに過ごされるのか」など、お客様のライフスタイルや暮らしのこだわり、嗜好をお聞きしています。
広報
「間取りの話は初めからしないんですね!なにか理由がありますか?」
タルイ
「間取りの話から入ると、ただプランを創って終わってしまいます。それがお客様にとってベストかというと、決してそうではありません。
お客様のライフスタイルと暮らしの夢を極力変更しないかたちで、ご家族の住処を持っていただくことに重きを置いています。」
『MADORAN』のネーミングは、「間取らない」を方言に言い換えた「間取らん」から生まれたもの。ライフスタイルの変化に合わせて、空間を自由にカスタマイズできるワンフロアがベースの、必要以上に間取らない家がコンセプトです。
タルイ
「間取らないことはベストではなくて、あくまでもベター。ただし、ご家族に合った最上級のベターを目指します。」
家づくりを進めていく中で大切なのは、設計士とお客様が同じ価値観を共有すること。
ご家族が理想とする暮らしを伺いながら、思い描く暮らしを図面というカタチにするのが設計士の仕事です。
タルイ
「打ち合わせの際は、ご家族のふだんの生活を伺いながら、イメージをふくらませて図面化していきます。たいへんな作業にはなりますが、ご家族にとって一生に一度の家づくりですから。そのお手伝いさせていただくからには、頭をフル回転させてプランニングしていきます。
実際に家の工事がはじまってからも、現場がきちんと図面通りに施工しているか、こまかくチェックしています。気密にかかわる重要な部分は、自分自身で施工もしています。自分の目で、手で、欠かさず確認しています。」
タルイが大切にしていることに、『図(ず)・現(げん)・暮(ぼ) 一致』という言葉があります。
◆「図」とは・・・設計者が創る図面。プラン計画・動線・耐震・構造計算・断熱計算など
家造りの基礎を設計士がきちんと創らなければ始まりません。
◆「現」とは・・・施工現場のこと。どんなに性能の良い部材と、複雑な計算で創られた図面でも、
それを造る現場が確実で丁寧な施工をしていないと意味がありません。
弊社が構造見学会を実施しているのは、家が完成したら見ることができない
基礎の部分や、家のナカミをきちんと施工をしているからこそです。
◆「暮」とは・・・お引渡し後、家族がその家に暮らすこと。快適で豊かな暮らしを営むこと、
ここで家づくりをして良かった!と感じていただけるよう、努めることが
責任ある家づくりだと考えています。
この3つすべてが一致して初めて、そこで暮らすご家族が幸せに長く生活できる高性能で快適な家となるのです。
家づくりに関わる者として、大切にしなければいけないことだと。
お客様にとっては、一生に一度の家づくりなので、失敗は許されない。とタルイは語ります。
タルイ
「私たちが施工まで請け負うのは、責任を持った家づくりをしなければならないと考えるからです。お客様が「ここをえらんで一緒に家づくりをして良かった!」と心から感じていただけるように努めなければなりません。いつまでも笑顔で、健康に暮らせる家をこれからも造り続けていきます!」
と熱く語ったタルイでした。
そんなタルイの現場での姿です^^
代表タルイの家づくりを始めるきっかけから、現在の家づくりに対する想いをお届けしましたが、いかがでしたか?
広報の私も改めて仕事の話を聞いて、新しい発見や タルイの家づくりに対する情熱をひしひしと感じられました!
そして、次回のブログではタルイのふだんの仕事についてお送りする予定です♪
どうぞお楽しみに!