西区のI様邸、工事が着々と進行しています。先日は、断熱材が張られました。
CAFな家の断熱材は、SW(スーパーウォール)パネルとよばれる高性能な硬質ウレタンフォームです。
パネルをよく見ると。。
「断熱材35年無結露保証」と明記されています。SW工法は、新築住宅の瑕疵保証(10年)では保証されない、断熱材内部の劣化を35年にわたって保証しています。
SWパネルの高性能なウレタンフォームの特徴は、湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍の断熱性能にあります。壁の内部結露を抑えることが可能になるので、住まいの耐久性が大幅に向上します。平均約30年といわれている日本の住宅寿命ですが、SWパネルを使用している〚CAFな家〛は、欧米と遜色のないレベルの「長く住める家」を目指しています!
(ちなみに住まいの寿命は、アメリカ55年、イギリス77年といわれています「平成19年度の国土交通省の白書より」)
さて、壁にはSWパネルですが、天井の断熱材はアルミシートが蒸着されています。
厚みのあるSWパネルに、アルミのシートが貼られている断熱材のパネル。天井には、夏の熱線を反射するこのアルミが貼られたパネルを採用しています。使用する箇所によって、最適な材料を選択していくことが大事です。
年々過酷になってくる日本の夏。快適に過ごすためには、室内に入る熱を「どうコントロールするか」が課題になってきます。今回取り上げた断熱材はもちろんですが、気密性能と24時間熱交換気システムとあわせて初めて、その効果が十分に発揮されるもの。「断熱、気密、計画換気システム」の3つのポイントをきちんとおさえて、エアコンの設定温度=体感温度の居心地のよい住まいを実現していきましょう。