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一年に一度の貴重なもの。

いつもブログを読んでいただきましてありがとうございます。
今回のブログは、自社保有農場から暑い時期ならではの作業をサクッとお見せします🌝


9月初旬の真夏のうだるような暑さの中、子供たちを連れて自社農場で二ホンミツバチの採蜜をしました!
巣箱を開けて上から見るとこんな感じです↓

ぎっしりはちみつが詰まっています🐝🐝🐝

ちなみに作業した日の気温は35℃💦

厳しい暑さと日差しの中でしたが、たくさんのはちみつを採ることができました!

 

二ホンミツバチの採蜜には、巣ごと絞る『圧搾』という方法と、
自然の熱ではちみつが流れ落ちるのを待つ『垂れ蜜』があります。

うちでは、巣のカスや花粉などの不純物が少なく透明度も高い、『垂れ蜜』方式ではちみつを採っています。

気温が高いほど溶け出すスピードが速いので、人間は暑さを我慢して作業を進めます💦

はちみつを採るのによく知られている採蜜方法は、遠心分離機を使ったものですが、
うちでは西洋ミツバチのはちみつを採る時に使用しています。

同じミツバチでも二ホンミツバチと西洋ミツバチでは巣の構造が全く違っているということと、
二ホンミツバチの巣はとても柔らかくもろいので、遠心分離機ではうまく採蜜できないため、
うちでは『垂れ蜜方式』で採蜜を行っています。


↓上の段のザルに蜂の巣を細かく砕いたものを入れ、ビニールシートで覆い自然の熱で垂れ落ちたはちみつを採取していきます。

採れたてのはちみつを糖度計で測ってみると、80度! とっても甘いですが、さらりとした口あたりです。

休む間もなく、次は瓶詰め!殺菌消毒した瓶に詰めてお客様の元にお届けしています。

今回採れた蜂蜜は4kg!!

ミツバチ1匹が生涯掛けて集める蜂蜜はティースプーン1杯5g程度と言われていますので、
たくさんのミツバチたちの活躍があって美味しいはちみつが出来上がります。

ちなみに、二ホンミツバチの採蜜は1年に1回。

二ホンミツバチは西洋ミツバチと比べると、体が小さく行動範囲も狭いため
巣が大きくなるまで1年半から2年かかります😲

そして出来る美味しいはちみつ🍯

とっても貴重な自然の恵みに感謝ですね!

まだ採蜜していない巣箱もあるため、引き続き作業がんばります!

 

作業後の巣箱の様子。

ちょっとしたアクシデントで一部巣が崩れ落ちてしまいました😢

ミツバチたちは少々パニックを起こしています。。
※虫が苦手な方はすみません😣

とても繊細なミツバチたち。

このまま巣箱から離れないでいてくれますように🐝🐝

 


*作業中の一コマ*

はちみつを採るのを手伝いたい!と張り切っていた次女でしたが、
あまりの暑さにはちみつ作業を中断して末っ子ちゃんの水遊びの監視役に☺️

子供たちは水で涼み、大人たちは集中して作業ができました!

水遊びが大好きな末っ子ちゃん♪

農場に来ると必ず水遊び🙃
毎回お着替え必須です💦

自然豊かで子供たちも穏やかに過ごせる場所があること、とてもありがたいなぁと
大人になって改めて感じるようになりました🌝

これからも農場から季節の便りを発信していきたいと思っておりますので、次回もお楽しみに!

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